都立高校を受験する際、多くの学生がその倍率を気にします。倍率は募集枠に対して、どれだけの学生が希望しているかによって決定します。ほとんどの学校で2倍を上回ることはありませんが、人気の都立高校になると2倍近い数値を出すので注意してください。また、一般入試ではなく推薦の場合は3倍から4倍になることも珍しくありません。
推薦で倍率が高くなるのは人気が高いというよりも、募集枠が一般に比べて少ないことが理由としてあげられます。少ない募集枠に、学力試験がなく早く合否が決まるということで多くの人が集まるからです。この推薦で不合格だったとしても、一般で合格することもあるので安心してください。都立高校の倍率は高くないとはいえ、一部の学生が不合格となっているのも事実です。
そのため、多くの学生は滑り止めとしてもしもの時のために私立高校を受験しています。残念ながら都立高校を他に受験して、滑り止めにすることは困難です。もう一回受験するためには、推薦に挑戦するしか方法はありません。二次募集に関しては、定時制など一部を除いてほぼ募集人数がいないに等しいのであまり期待しないほうがいいです。
落ちる人もいて不安だと感じる場合は、願書を出す前に塾や中学校の先生とよく相談するようにします。滑り止めを考えたり、確実に合格できる学校を選ぶようにします。倍率が低い学校でも、成績が低い場合は不合格となる確率も高くなるので注意が必要です。
コメントする