都立高校の倍率はどのくらい?

少子化と言われている通り都立全日制全体の倍率は1.22倍で前年度(1.23倍)より0.01ポイント減です。ここ数年低い水準で安定しています。男女別募集の普通科は、男子1.29倍(同1.30倍),女子1.34倍(同1.34倍),男女別定員緩和の割合が10%から20%に拡大しましたが,受験生の動向に大きな影響は与えませんでした。しかし、学校による幅は非常に広く、立川高校では4.59倍と非常に高い倍率を誇っています。

ではどうして倍率に幅ができるのでしょうか。都立高校の倍率は、上位の学校に倍率の高い学校が多く、一方中堅より下には、定員割れをしているところもそこそこあります。そう考えると偏差値50前後に人が集まるといった傾向になるのですが、そうはなっていません。そこにはやはり大学への進学率も、関わっていると考えられます。

最近は大学進学率が55%と言われているので、偏差値50以上の受験生は大学進学を見据えての高校選びをしていることもあります。そのため、高校に関しては少しでも進学実績のあるところ(少しでも高い偏差値校、同じ偏差値なら進学実績が上の学校やコース)を選ぼうとするので、全体的に上に集まろうとするといったことがつながっているでしょう。しかし、都立高校には何かに特化した高校もあります。スポーツであったりそれは幅広いです。

進学を考えている人と同様にやりたいことが集まった高校へ通うことが、充実した高校生活につながることでしょう。都立高校にはそれだけ幅広い選択肢を持たせてくれています。都立高校の倍率のことならこちら

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